香川県ではきのうから年末年始の交通安全県民運動が始まりました。
坂出市内ではきょう、特に交通事故の多い、高齢者を対象にした体験型の交通安全教室が開かれました。

坂出自動車学校が開いた交通安全教室です。
市内の70から80代の高齢者53人が参加しました。
香川県内では今年、交通事故で44人の死者が出ていて、うち27人が高齢者。
車との距離感を誤り、道路横断中にはねられる事故が多いということで、まずは50メートル先に停めたトラックと自動車、バイクとの距離感を一目で確認する実験が行われました。
トラックに比べて普通車やバイクは遠く感じる傾向があり、注意が必要です。
続いて参加者は歩く人、自転車、車を運転する人に分かれて、教習所内で実際にシュミレーション。
それぞれが交通ルールを守ろうと注意しますが…参加者は普段なかなか意識しない自身の運転のクセを指摘してもらいながら、安全運転について再確認していました。