世界で一本のオリジナルジーンズを作るツアーが、きょう総社市のジーンズ工場で初めて開かれました。
これは総社市に工場を置くジーンズメーカーの「カイタックインターナショナル」が初めて企画したものです。
この工場で作られている主力製品はデザイン性と着心地のよさを兼ね備えたブランド「YANUK」。
今回は、好みのデニム生地の色やボタンなどを選び自分で加工をすることで、YANUKのオリジナルジーンズを作ります。
ツアーには、大阪や山口など県外から5人の参加者が集まりました。
この工場では、ジーンズ業界では珍しく、設計から仕上げまでの全工程を一貫して行っています。
参加者は、大きな1枚の生地から異なるパーツを正確に裁断する技術などを見て回りました。
このあと参加者は、サンドペーパーで生地をこすって部分的に色落ちを出したり、コンピューターでデザインしたデニム生地をレーザー光線で加工し、オリジナルジーンズを仕上げていきました。
きょう作ったジーンズは、2月初旬に届けられます。