恐竜の発掘現場や研究について学べる恐竜学博物館があさって岡山市の岡山理科大学にオープンします。
きょうオープニングセレモニーが行われ、一足早く報道陣に公開されました。
恐竜学博物館ができたのは岡山市北区の岡山理科大学です。
あさってのオープンを前に開かれたオープニングセレモニーには、石垣忍館長や研究者ら約40人が参加し、恐竜学を世界に発信する拠点の完成を祝いました。
目指すのは、「研究者の顔が見える」博物館です。
博物館では、標本の展示だけでなく、採掘した化石を学生がクリーニングしたり、CTスキャンを使って骨の解析を行う様子を見学できます。
標本は、大学が所蔵する約700点を入れ替えながら展示します。
また、アジアのティラノサウルスとも言われる大型肉食恐竜タルボサウルスの頭蓋骨の鋭い歯は、獲物を骨ごとかみ砕くために太く成長しています。
ほかにも、モンゴルのゴビ砂漠での発掘現場を再現した展示室などがあり、恐竜研究の最前線に触れることができます。恐竜学博物館のオープンはあさってで入館は無料です。