四国の水がめ・高知県の早明浦ダムの貯水率が回復してきたことを受け、香川用水への水の供給量をカットする第1次取水制限がきょう正午に一時的に解除されました。
高知県の早明浦ダム上流域では、おとといの夜からきょう午後4時までに202.3ミリのまとまった雨を観測していて、ダムの貯水率は70.0%と、きのうに比べ10ポイント以上回復しました。
このため、四国地方整備局などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は、8月12日から実施していた香川用水への水の供給量を20%カットする第1次取水制限をきょう正午に一時的に解除しました。
気象台によりますと、早明浦ダム上流域ではこれからあす午前中にかけ雨が降る見通しですが、取水制限の全面解除に至るかどうかは未定です。