9月、津山市で空き家が全焼した不審火で、警察はきょう市内に住む元消防団員の男を放火などの疑いで逮捕しました。
津山市では2017年1月以降、空き家や倉庫などが燃える不審火が相次いでいて関連についても調べています。

逮捕されたのは、津山市横山の会社員・松本健太郎容疑者(36)です。
警察によりますと、松本容疑者は9月9日の夜、津山市八出の空き家に侵入して火をつけ、全焼させた疑いです。
調べに対し、松本容疑者は、「全く身に覚えがない」と容疑を否認しています。
松本容疑者は、今年夏まで、市の消防団に所属し、活動していました。
津山市中心部では、2017年1月から2018年9月にかけて、空き家や倉庫などを狙った不審火が相次いでいて、その数は約30件に上っています。
警察は、これらの不審火にも松本容疑者が関わっている可能性もあるとみて、さらに調べを進めています。