地元財界人らが中心となり、津山市に建設を進めていたシティホテルが完成し、あすオープンします。
県北の新たな拠点施設として、中心市街地の活性化などに期待が高まっています。

老朽化により、2月17日に閉館した津山国際ホテルに代わる宿泊施設として完成した「ザ・シロヤマテラス津山別邸」は、地元財界の有志と関西を中心にホテル事業を展開する運営会社のホテルニューアワジが周辺の観光スポットを含め、地域のにぎわいを創出しようと国の補助金などを活用して移転新築しました。
建設費は約30億円で、地上9階、地下1階建ての建物には、ペットと宿泊できる客室や、露天風呂付きの特別室など、全11タイプ・65室を備えています。
また、国史跡の津山城跡を一望できる温泉施設のほか、地元の旬の食材を使ったレストランやマルシェなども設けられています。
ザ・シロヤマテラス津山別邸では、宿泊と宴会場などの利用をあわせ、年間約7億円の売り上げを目指します。