香川県などに水を供給する高知県の早明浦ダムの貯水率が下がり続けています。
早ければ今月22日にも現在の水の供給量をさらにカットする、第2次取水制限に入る見通しとなりました。

これは17日開かれた吉野川水系水利用連絡協議会の幹事会で提案されました。
四国の水がめ高知県の早明浦ダム上流域の降雨量は、先月25日に第1次取水制限入りして以降、
平年の1割程度にとどまっていて、きょう午前0時時点のダムの貯水率は50・8%と平年を大きく下回っています。
このため、貯水率が45%を割り込むとみられる今月22日にも、香川用水への水の供給量をさらに削減する第2次取水制限に入る見通しとなりました。例年通りであれば、カット率は35%になる見込みです。
第2次取水制限入りしても直ちに生活への影響はないということですが、県では引き続き節水への協力を呼び掛けています。