去年の西日本豪雨を受け、岡山空港内に大規模災害が起きた際の救援物資の配送拠点が整備され、きょう内部が公開されました。
岡山空港に岡山県が整備した「防災航空物資センター」は、大規模災害時に国から届く救援物資を空港から直接、被災地へ送るための施設です。施設に入ると両サイドに、アルファ米約17万食や毛布、寝袋などが備蓄されています。また中央の広いスペースでは、物資の仕分けを行えます。去年の西日本豪雨では、国が送ってきた救援物資を仕分ける場所が空港内になかったため、車で40分ほど離れたコンベックス岡山にトラックで運んでから被災地に届けていました。
施設は中四国地方の他県が被災した際に、物資を広域的に供給する拠点としても活用される予定です。