岡山市出身の女子ゴルファー・渋野日向子選手が、日本時間の5日未明世界メジャー大会の一つ「全英女子オープン」で、歴史的な優勝を果たしました。日本勢のメジャー制覇は、42年ぶり2人目の快挙です。

渋野日向子選手は、全英女子オープンの最終ラウンドを2位と2打差の首位でスタート。3番ホールでダブルボギーをたたき、順位を落とすものの持ち前の笑顔と攻めのゴルフを貫きます。勝負をかけた後半12番のミドルホールでは、見事、ワンオンに成功しバーディーを奪うと首位を猛追。そして、15番ホールで首位に並んで迎えた最終ホール。鮮やかにバーディーパットを沈め、メジャー制覇の快挙を達成しました。日本人のメジャー制覇は、1977年に全米女子プロ選手権を制した樋口久子さん以来、42年ぶり2人目です。
渋野選手は、岡山市出身の20歳。作陽高校卒業後、去年夏のプロテストに合格し、今シーズンはすでに国内で2勝を挙げていて、今回初めての海外試合挑戦で女子ゴルフの歴史に名を刻みました。