タレントの風見しんごさんが、きょう赤磐警察署の一日警察署長に任命され、交通安全を呼び掛けました。
タレントの風見しんごさんは、赤磐警察署の三澤幸芳署長から一日警察署長の委嘱状を手渡されました。
風見さんは、2007年に当時10歳だった長女・えみるさんを交通事故で亡くしました。えみるさんは登校中、青信号で横断歩道を渡っていて、右折のトラックにはねられました。風見さんは被害者遺族として、その経験を伝えようと全国で講演を行っていて、きょうは岡山市東区の大学でかけがえのない命の大切さを訴えました。時折声を張り上げながら訴える姿に、参加した学生ら約350人は真剣な表情で聞き入っていました。