サイコロのような形で人気の「四角スイカ」の出荷が6月23日から、善通寺市のJA香川県筆岡集荷場で始まりました。
四角スイカは一辺が18センチの立方体で、成熟前のスイカを強化プラスチック製容器に入れて、サイコロのような形に育てます。
約50年前から善通寺市内の農家で栽培されている観賞用のスイカで、甘味が乏しく食用には向きません。
集荷場では農家の人たちが一つ一つ手にとって傷がないか確かめたあと、「四角スイカ」と書かれたシールを貼って丁寧に箱に詰めていました。
現在、生産農家は7軒で、栽培管理技術が難しく出荷できるのは8割程度です。
今年は7月中旬までの期間中、去年より100個ほど少ない約500個の出荷を見込んでいます。
24日から全国のデパートなどで1個1万4000円程度で販売されます。