新型コロナ対策のマスク着用について、政府が3月13日以降は「個人の判断」に委ねることを基本とする決定をしたことに対し、香川県の池田豊人知事は2月13日、「妥当な決定」とした上で、3月13日の移行に向け県民への周知徹底を図る考えを示しました。
新型コロナ対策として屋内では原則着用することを求めてきたマスクについて、政府は2月10日の対策本部会議で方針を見直しました。
これについて池田知事は13日の記者会見で、県民の感染対策に対する理解とコロナ感染時のリスク双方の現状から「妥当な決定」とし、「県民一人ひとりへの周知徹底が重要。スムーズに移行していけるようにしっかり準備していきたい」と話しました。
県は今後、ホームページなどで県民への周知を図っていく予定です。
また、卒業式についても合唱などを除き、児童・生徒と教職員はマスクなしでの参加を基本とする国からの通知に従う方針で、県教育委員会を通じて県立学校や市町の教育委員会などに周知していきます。