北欧・フィンランドの家具や生活雑貨などを集めた特別展が高松市美術館で開かれ、連日多くの人が訪れています。自然との共生が叫ばれる中、北欧の豊かな自然からインスピレーションを得た作品の数々は訪れた人の心を引きつけ、5月25日には開幕1カ月余りで入館者1万人を突破しました。6月11日まで開かれます。
特別展には、家具やインテリア雑貨などおよそ960点が並んでいます。
フィンランドの著名な建築家アルヴァ・アアルトが作った流線形のデザインが印象的な椅子は、木の温もりのある座り心地を感じてほしいという「モダニズムの巨匠」の思いが込められています。
また、湖面に広がる波紋をイメージした食器は90年以上前のフィンランドで生まれたそうで、表面に凹凸があり、滑りにくいという機能性も兼ね備えています。