「セラミックの宝石」と称され、国内外で高い評価を受けている伊万里焼作家・山本一洋さんの作品展が、高松市の高松三越で開かれています。22日まで。
作品展には、きらびやかな装飾の壺や香炉などおよそ50点が展示販売されています。
伊万里焼の表面に輝く文様は、プラチナを使って施されたものです。山本さんは、変色のしやすさなどから陶芸には不向きとされてきたプラチナを、長年の研究で絵付けの主な材料として使えるようにしました。
その独自の技法は「純プラチナ彩」と呼ばれ、伊万里焼の伝統に新たな風を吹き込んでいます。
緻密で華やかにきらめく様子はまるで宝石のようだと海外でも評価されています。