岡山県で7月31日、新型コロナウイルスの感染者が3人判明しています。
このうち、瀬戸内市在住の感染者は初めてです。

岡山県によりますと、感染が判明したのは瀬戸内市在住の20代の女性会社員です。
29日に感染が確認された岡山市在住の20代男性と24日から3日間、食事をとるなど一緒に行動していました。
症状はありませんが、30日のPCR検査で陽性が判明しました。
7月28日までマスクを付けて職場に勤務していて、同居家族3人は濃厚接触者としてPCR検査を受ける予定です。

倉敷市では、市内に住む自営業の20代女性の感染が確認されました。
倉敷市によりますと、女性は21日以降、頭痛や味覚・嗅覚障害などの症状が出たため、29日に新型コロナウイルス外来を受診。
30日のPCR検査で陽性が判明しました。
女性は19日に家族4人で香川県内の観光地に日帰り旅行していて、旅行中はマスクをしていませんでした。
感染経路は分かっていません。
濃厚接触者は同居や実家の家族6人と友人1人で、PCR検査の結果は8月1日にも判明する見込みです。

また、岡山市は市在住の20代女性会社員の感染を発表しました。
女性は28日に、感染が確認された20代男性と同じ会社で働く同僚です。
20代男性の感染確認を機に、全社員61人に検査をしたところ、陽性が判明しました。
この会社の感染者は20代男性を含め、4人となりました。
女性は県外への移動歴はなく、30日まで出勤していました。
市は社内で感染した可能性があるとの見方を示しています。
女性は無症状で、31日に医療機関に入院。
濃厚接触者は、現在調査中です。