夏の甲子園中止を受け、県独自で開催している「香川県高等学校野球大会」は8月13日、決勝戦を迎え、県内38校の頂点を賭けて、尽誠学園と高松商業が熱戦を繰り広げました。
今大会のシード1位、春のセンバツへの出場も決めていた尽誠学園と、去年の夏の甲子園香川大会の覇者・高松商業の対戦です。
初回から両チームともにチャンスを作りながらも、無得点で迎えた5回裏、尽誠学園の攻撃。
1アウト満塁のチャンスで、6番・村上の犠牲フライで先制します。
続く6回裏、9番・菊地が三遊間を破るヒットで出塁。
1番・井脇の送りバンドで塁を進めると、2番・福井のタイムリーで追加点。
4番・宝来もレフト前ヒットを放ち、この回2点をあげ、リードを広げます。
さらに7回裏にも尽誠学園は2点を追加。
そして迎えた9回表。
一矢報いたい高松商業は3番・浅野が3塁手のエラーを誘い出塁し、反撃を試みましたが、固い守りに阻まれ、尽誠学園が5対0で決勝を制し、県内38校の頂点に輝きました。
尽誠学園は現在、甲子園球場で行われている高校野球交流試合の最終日の17日に、甲子園常連の強豪校・智弁和歌山と対戦します。