岡山県は8月12日、赤磐市の中学校の教員が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
この教員は発熱後も学校で勤務していましたが、感染防止対策をしていたため、濃厚接触した生徒はいないとみています。

感染したのは、赤磐市在住で赤磐市立桜が丘中学校に勤務する40代の男性教員です。
この男性教員は5日以降、37度を超える発熱や咳、頭痛があったため、10日に県内の医療機関を受診。
11日、PCR検査で陽性が判明しました。
男性教員は発熱後も授業や個別面談、終業式に参加し、部活動の顧問として県内の複数校と実施した試合にも同行していました。
県では、マスクを着用し、懇談ではアクリル板を設置していたことなどから、現段階で生徒や保護者の濃厚接触者はいないとしています。
そのほかの濃厚接触者については調査中です。
男性教員の同居家族6人は陰性でした。

岡山市も12日、市内に住む30代の女性会社員の感染を発表しました。
8日に感染が確認された30代男性の知人です。
岡山県で感染が確認されたのは21日連続で、県内での感染者は再陽性を除き116人となりました。