香川県三木町のギャラリーでは毎年恒例の「干支とお正月飾り展」が開かれています。
会場には県内外の作家10人が2021年の干支「丑」をテーマに制作した置物や正月飾りなどおよそ200点が展示販売されています。宮城県の張子作家高橋はしめさんが製作した「仙台の俵牛」。手すきの和紙を草木染めにして「赤べこ」「黒べこ」をユーモラスに表現しています。牛の背中にアマビエが乗った作品は 徳島県の焼物作家奥田英次さんが製作したもので新型コロナウイルスの早期終息を願って作られました。訪れた人たちは工芸品ならではの温かみのある牛たちを楽しそうに眺めていました。「干支とお正月飾り展」は2021年1月11日まで開かれています。