首都圏の1都3県に緊急事態宣言が出されたことを受け、岡山・香川両県は1月8日、対策本部会議を開き、
感染拡大を防ぐため、独自の対策を発表しました。
岡山県の伊原木知事は、緊急事態宣言の対象地域との不要不急の往来を控えることに加え、それ以外の地域についても県境を越えての移動については慎重に検討することや長時間・大人数での飲食を控えることなど県民に協力を要請しました。要請は新型コロナ特別措置法に基づくもので、罰則はないものの、県民は協力する努力義務を負います。期間は1月8日から緊急事態宣言が解除されるまでです。
一方、香川県では、県が独自に設ける6段階の警戒レベルを、1月9日から1月29日までの間、上から3番目の
「感染拡大防止対策期」へ引き上げることを決定しました。
これは、1月7日に引き続き2日連続で県内での新規感染者数が過去最多を更新し、医療全般において大きな影響が生じうる「感染拡大の危機」になったとの判断に依るものです。県民に対しては、県内外を問わず、不要不急の外出や移動は慎重に検討すること、緊急事態宣言の対象となった4都県から参加が見込まれる成人式などのイベント前後での大人数での会食を控えることなどを求めました。