岡山県の伊原木知事は1月22日、新型コロナウイルスの感染状況は、現在落ち着いているとして、引き続き、国の指標の「ステージ3」に該当すると述べました。
岡山県によりますと、1月20日までの直近1週間の病床使用率は36.7%とほぼ横ばい。重症者用の病床使用率は56.8%で先週よりも高まっているものの、新規陽性者数は、減少に転じていることから、岡山県内の感染状況は好転しているとの認識を示しました。そして、慎重に推移を見守るとした上で、現在も「ステージ3」に該当していると述べました。また、ワクチンの接種を円滑に行うため、ワクチン対策室を1月中に設置することも明らかにしました。1月22日は2月補正予算案も発表しましたが、計上したおよそ377億3600万円のうち、およそ146億9000万円が新型コロナ関連分です。この中には、2月下旬以降に始まるワクチン接種への態勢を整えるため、相談窓口となるコールセンターの設置費用などが盛り込まれています。