夏の全国高校野球大会。地元岡山の倉敷商業は2021年8月11日、奈良の智弁学園と対戦。終盤に持ち前の粘りを発揮したものの、強豪校を相手に3対10で敗れました。
9年ぶりの出場となった倉敷商業。その初回・・・キャプテン・山下が守備でチームを盛り立てます。先発は3年生の三宅。緩急を生かした投球で強打の智弁学園打線を3回まで無失点に抑え込みます。しかしその後つかまり、大量リードを許した8回。代打・大山、1番雄龍の連続ヒットでこの試合、初めてのチャンスを作り、打席には2番池上。ピッチャーゴロに打ち取られ、得点を奪うことはできません。
意地を見せたい倉商は最終回に粘りを見せます。連続ヒットなどでノーアウト2塁3塁とチャンスを作り、途中出場の品田。1点を返すと、6番・西川にもタイムリーが飛び出し、土壇場で執念を見せます。しかし、チームの反撃もここまで。3対10で敗れ、9年ぶりの甲子園は悔しい初戦敗退となりました。