香川大学が県外の食品素材メーカーなどと開発していた純度100%の希少糖、「Dープシコース」の販売が10月から全国で始まることになりました。
2021年9月2日、製造を手掛ける兵庫県の松谷化学工業の松谷晴世社長が、香川県の浜田知事にオンラインで報告しました。食品などの業務用として10月6日に国内での販売を開始します。「Dープシコース」は、砂糖の7割程度の甘さでカロリーがほとんどなく、食後の血糖値上昇や脂肪の蓄積を抑える効果などが期待されます。従来からDープシコースを含んだシロップは市販されていますが、今回純度を100%に高めたことで、機能面の訴求がよりしやすくなりました。
香川県では希少糖による産業振興を進めていて、今回の商品の販売は、ブランド確立のチャンスと捉えています。