JA晴れの国岡山は、収穫したブドウを選果場から直売所にその日のうちに運び販売する取り組み「ぶどうの直行便」を6日から始めました。

JA晴れの国岡山の関係者が総社市内の神社を訪れ、直行便の安全な運行とブドウの豊作を祈りました。「ぶどうの直行便」は 2020年岡山県内8つのJAが合併し広域化したことを生かし、収穫したブドウをその日のうちに産地の県中北部の選果場から直接、県南部の直売所に輸送し販売するものです。市場を通さないため時間や輸送費を削減、新鮮なブドウを手頃な価格で消費者に届けることができます。また、生産者の所得も1割向上するメリットがあります。

初日の6日はピオーネとシャインマスカット合わせて約200キロが総社市の山手直売所に運ばれ、午前11時半の販売と同時に次々と客が買い求めていました。JA晴れの国岡山ではブドウのシーズンが終わる11月ごろまでに、県内16カ所の選果場から直売所21店舗に向けてブドウを輸送する計画です。