耐震化工事が進められている香川県琴平町の日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居」で14日、建築職人を目指す生徒たちを対象に見学会が開かれました。
琴平町の教育委員会が企画したもので、町内の建築職人を養成する「匠の学舎」の生徒11人が現場を訪れました。旧金毘羅大芝居では2020年10月から耐震化工事が進められていますが、国の重要文化財に指定されているため、歴史的価値が損なわれないよう綿密に作業が行われています。壁面工事で改修のため取り外した部材は、耐震補強のあと再び元の場所に取り付けますが、ミスを防ぐため保存の際は部材一つ一つに番号を記していることなど説明を受けていました。