三菱自動車による燃費不正問題で影響を受けた地元関連企業を支援するため、倉敷市はきょう、水島製作所で製造が再開した該当車種50台を購入することを決めました。

7月から該当車種の生産、販売が再開されたことを受け、倉敷市役所できょう開かれた対策会議で新たな支援策として決定しました。
市では今年度、軽自動車10台程度の更新を予定していましたが、これに追加し、購入から15年以上たち、10万キロ以上走行しているもの40台を、前倒しで更新します。
内訳は、eKワゴン30台、eKスペース20台で、約6000万円の購入費のうち、約5000万円を補正予算に計上します。
また、既に行っている融資関連の支援状況も発表し、9件について、総額約1億5700万円の融資と、500万円余りの保証料補給を行ったということです。
きょうは総社市も、三菱自動車や市内の関連企業を支援するため、今年度中に、三菱自動車14台を購入すると発表しました。