客室から競輪を観戦できる国内初のスタジアム一体型ホテルが3月26日、玉野競輪場にオープンします。
玉野競輪場は、1950年の開設以降、初めてとなる大規模工事を実施。玉野市が整備したメインスタンドは鉄骨3階延べおよそ2800平方メートル。2階には瀬戸内の食材を使った料理やクラフトビールが味わえるレストランが設けられています。
ホテルは、市から競輪場の運営を受託する東京のチャリ・ロトが整備し、鉄骨8階延べおよそ5700平方メートル。部屋は眺望の異なるスイート、ツインなど149室あり、うち126室は部屋から瀬戸内海とバンクが一望できます。
部屋の内装にもこだわっていて、インテリアには自転車をモチーフにしたアート作品が使われています。
瀬戸内国際芸術祭の玄関口として直島などの島へ向かう観光客を取り込む狙いで、市では新たな観光の拠点としても期待しています。