5歳から11歳までの子どもは、新型コロナワクチンの副反応が成人に比べて低いことが分かりました。
岡山県と岡山大学が3月12日から4月14日まで、ファイザー製の新型コロナワクチンの1回目接種を終えた5歳から11歳までの子ども535人を対象に調査しました。
副反応として現れる症状10項目のうち、「嘔吐(おうと)・吐き気」や「発疹」が出た子どもは1%未満。「発熱」、「悪寒」など5項目は2%未満でした。
最も副反応が出た「倦怠(けんたい)感」でも16・8%にとどまり、すべての項目で成人の数値を下回りました。
「発熱」も39度を超える報告はありませんでした。