岡山県では6年ぶりとなる大型観光企画・岡山デスティネーションキャンペーン(DC)が7月1日、開幕しました。コロナの影響で打撃を受ける観光の起爆剤として期待が高まっています。
JRグループ6社と岡山県、観光業者らがタイアップして行う岡山デスティネーションキャンペーン。1日はJR岡山駅でオープニングセレモニーが開かれました。セレモニー後には早速、デスティネーションキャンペーンに合わせて岡山ー津山間を走る新観光列車・SAKU楽SAKU美も運行が始まりました。
岡山では6年ぶりとなるデスティネーションキャンペーン。アート、テイスト、ヒストリーなど5つのテーマが設定されていて、瀬戸内国際芸術祭の夏会期と連動したアートイベントのほか、モモやブドウなど特産のフルーツ狩りを楽しめるツアーなどおよそ180のイベントが繰り広げられます。
初日の1日、JR岡山駅周辺では早速、デスティネーションキャンペーンに合せて、桃太郎伝説ゆかりの古墳をイメージしたパンも登場しました。
前方後円墳をかたどったさくさく食感のパンに、ほうれん草を練り込んだ緑の生地が鮮やかなサンドイッチまで多彩。岡山駅のエキチカひろばでは、古墳パンをPRするマルシェが始まりました。日本遺産「桃太郎伝説」の舞台である岡山市や総社市などの8店が開発したパンで、特産品が当たるスタンプラリーも行われます。
岡山駅の新幹線改札口隣にあるももたろう観光センターには、ユニークなオリジナルTシャツの自動販売機が設置されました。
岡山デスティネーションキャンペーンは9月末まで開かれます。