津山市にある作陽高校が2023年4月に倉敷市へ移転するのに合わせて新たに進学コースを設けることになり7月12日、運営する倉敷市の学校法人・作陽学園が学習塾の運営会社と業務委託契約を結びました。
作陽高校は「作陽学園高校」と名称を変えて、倉敷市玉島八島に移転し、23年4月に開学します。
これに合わせ、大学進学に重点を置いた「スーパー特進コース」を新設。生徒一人一人の学力アップのため、倉敷市で学習塾を運営する明友社と提携することになりました。
12日、倉敷市内で作陽学園の松田英毅理事長と明友社の山下典男会長が協定書にサインしました。
協定では、スーパー特進コースの生徒およそ50人に対し、学習塾・明修塾の講師が学校授業終了後の午後4時半から英語、数学、理科の授業をおよそ4時間行うことなどが盛り込まれています。
学習塾と連携することで、学校の教師だけでは行き届きにくい個別指導が行え、授業での理解度などの情報を交換できるメリットが期待されます。
作陽学園は、スーパー特進コースから国公立大学への合格者30人以上を目標にしています。