岡山市の住宅メーカー、ライフデザイン・カバヤは8月3日、森林保全活動を通じた循環型社会の実現を目指すため、岡山県西粟倉村などと協定を結びました。
協定は、森林資源の有効利用などを図る「百年の森林構想」を進める西粟倉村の取り組みに賛同したライフデザイン・カバヤが提案しました。
西粟倉村のほか、地元の森林組合、森に関わる事業を展開している企業2社と締結。村役場で行われた締結式では、西粟倉村産の木材で作られた協定書に、ライフデザイン・カバヤの窪田健太郎社長らそれぞれの代表者がサインしました。
協定では、村内の山で年2回、社員研修を実施。シカの食害を防ぐため、スギやヒノキの若木を山から採集し2年間育てて植林することや、西粟倉村の木材を使って住宅を建設したり、日用品の開発を行ったりする、などとしています。