
12月1日にプロボクシング女子の世界王者に輝いた岡山市出身の昼田瑞樹選手が15日、岡山県庁を訪れ、地元への感謝の思いを述べました。
昼田選手はこの日、WBO女子世界スーパーフライ級での勝利を伊原木知事に報告し、「目標はラスベガスで試合をしたいということがあるので、もっと強くなれるよう頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」などと抱負を述べました。
昼田選手がボクシングを始めたのは岡山工業高校時代。ボクシング部に入部した当時は、唯一の女子部員として男子と一緒に汗を流しました。高校卒業後はオリンピックを目指しましたが、出場枠をかけた戦いで惜しくも敗れ、昨年、プロに転向。その後は4戦全てで勝利し、見事、日本人最速タイで世界王座に上り詰めました。
晝田選手は「岡山からたくさんパワーをもらっているので、その何倍も返していきたいという気持ちが大きい。元気だったり勇気だったり、なんかハッピーなパワーを自分もお返しできたらいいなと思います」と話しました。