岡山での開催が15年ぶりとなる「日本いけばな芸術中国展」が4月12日、岡山市の岡山高島屋で始まりました。会期は17日までで、15日以降は作品を入れ替えた後期展となります。
日本いけばな芸術協会が岡山高島屋開店50年を記念して開いたもので、藤原誠会長がテープカットし、開幕を祝いました。
今回の展覧会には、協会役員や中国地区の会員を中心に、池坊、草月流など26流派336人の246点が出品されます。
会場には桜やツツジなど、春の花木をあしらったものや、金属の素材を大胆に取り入れた前衛的なものなど意欲作が並び、華やいだ雰囲気に包まれています。
また、備前焼の若手作家でつくる備前陶心会とのコラボ企画もあり、独創的な備前焼の花器に協会役員が生けた作品にも注目が集まっていました。
15日には、子ども向けのいけばな教室も開かれる予定です。