日本ユネスコ協会連盟が地域の文化や自然を未来へ伝えようという取り組みを登録、支援する「プロジェクト未来遺産」に、備前市三石地区のまちおこし活動が選ばれ、住民グループ「Mプロジェクト協議会」に5月22日、登録証が贈られました。
この日、未来遺産の選考委員を務める北海道大学の西山徳明教授から、登録証などが手渡されました。
Mプロジェクト協議会は2004年設立。JR山陽線のれんが積みのアーチ橋や三石小学校の旧講堂など歴史的な建造物をろうそくでライトアップしたり、三石中学校のグラウンドに巨大な灯りの地上絵を描いたりする催し「三石灯りの街」を継続的に行っています。
また、地区の昔の様子を子どもたちに知ってもらおうと、古い写真を展示する「三石写真美術館」にも取り組んでいます。
岡山県内で、この未来遺産に登録されるのは、美作市の英田上山棚田団、倉敷市の倉敷町家トラストに続いて3例目です。