6月2日の大雨で甚大な被害を受けた和歌山県北部地域を支援しようと倉敷市は5日、被災地へ職員を派遣しました。派遣先は5年前の西日本豪雨で支援を受けた自治体です。
和歌山県海南市からの支援要請を受け、倉敷市が派遣したのは、防災危機管理室などの職員4人です。
和歌山県北部地域では2日に発生した線状降水帯による大雨の影響で河川が氾濫し、海南市を中心にこれまで2000棟以上の住宅が浸水するなど大きな被害が出ています。
派遣された職員は海南市へ行く途中、同じく被災した橋本市とかつらぎ町にも立ち寄り、飲料水や土のう袋、マスクなどの物資を届けます。
倉敷市は2018年の西日本豪雨の際、海南市から職員派遣や物資支援などを受けています。
倉敷市は6日にも、災害ゴミを収集するため、トラック1台とパッカー車1台、職員6人を追加派遣しています。