岡山県吉備中央町の円城浄水場で、国の暫定目標値を大幅に超える検出があった有機フッ素化合物について、岡山・香川県内では二つの自治体を除き、2020年度以降に検査項目に加えていることが分かりました。
有機フッ素化合物の「PFOS」「PFOA」は2020年度に行われた「水質基準に関する省令」の一部改正で水質管理目標設定項目に追加され、暫定目標値が設けられました。
この目標設定項目については検査が義務付けられてはいないものの、テレビせとうちの取材では、岡山県内27自治体中16自治体が20年度から、10自治体が21年年度から検査を実施し、香川県内は17自治体中16自治体が22年度から検査を行っています。
吉備中央町を除くいずれの自治体も数値は暫定目標値を上回っていないと回答しました。
また検査未実施の井原市は今年度から、香川県直島町は来年度から検査を行う予定ということです。