裸祭りとして知られる岡山市の西大寺会陽が来年2月、4年ぶりに宝木の争奪戦を行い、コロナ禍前の形式が復活することになりました。ただ事故防止の観点から、飲酒しての参加は禁止となります。
岡山市東区の金陵山西大寺を舞台とする会陽は、およそ1万人のまわし姿の男衆が宝木を奪い合う祭りで、国の重要無形民俗文化財に登録されています。
2021年以降、新型コロナウイルスの影響で宝木の争奪戦は見送られてきましたが、5類に移行したことで、来年2月17日の会陽では4年ぶりに争奪戦を行います。
一方で、事故防止の観点から、裸衆が酒を飲んで参加することを禁止にしました。
会陽当日はアルコール検知器を使い、入り口となる仁王門付近や境内での取り締まりを強化する方針です。飲酒が発覚した場合は参加を見送るよう促すということです。
また、この日は祝主も発表され、おかやま信用金庫と菅公学生服の2社が務めます。