国の総合経済対策を受け、岡山県は12月8日、物価高騰対策や賃上げ支援などを盛り込んだ補正予算案を発表しました。
岡山県が示した補正予算案は一般会計で323億円余りです。
このうち物価高騰対策として、LPガスを使う家庭に対しガス料金から1世帯当たり2000円を値引くために9億7000万円、団体旅行の需要を回復させるため貸し切りバスを利用した県内宿泊旅行への助成に5500万円が計上されています。
このほかにも医療機関で働く看護補助者や介護・障害福祉施設の職員の賃金を1カ月当たり6000円程度引き上げるための支援におよそ8億9800万円、エネルギーの効率化や新しい事業展開に取り組む中小企業などへの支援に5億9600万円を盛り込んでいます。
補正予算案は、開会中の定例県議会に追加提案されます。
物価高騰対策や賃上げ支援など/国の総合経済対策受け岡山県が補正予算案【岡山】
2023年12月8日岡山のニュース