影絵作家の第一人者で100歳になった今も精力的に制作を続けている藤城清治さんの版画展「藤城清治版画展~生きるよろこび~」が、岡山市の岡山高島屋で開かれています。7月16日まで。
東京都出身で、日本を代表する影絵作家の藤城さんが、今年4月に100歳を迎えたのを記念して企画された個展です。
会場では「生きるよろこび」をテーマにしたおよそ60点の版画作品が展示、販売されています。
光と影。独特の色彩感覚で見る人を魅了する藤城さんの作品には、生きるよろこびを象徴する存在として〝こびと〟が描かれています。
80歳の時に制作した「愛の泉」は、イタリア・ローマのスペイン広場を訪ねた際に、階段で楽しそうに話をする人の姿などから着想を得たもの。喜びを積み重ねていく様子を〝人生の階段〟として描いています。
100歳を記念「藤城清治版画展~生きるよろこび~」/岡山高島屋で7月16日まで【岡山市】
2024年7月9日岡山のニュース