NTT西日本の子会社から顧客情報を流出させたとして、不正競争防止法違反の罪に問われた兵庫県西宮市、元派遣社員景山昌浩被告(64)に、岡山地裁津山支部は7月11日、懲役3年、執行猶予4年、罰金100万円の判決を言い渡しました。
景山被告は去年1月、勤務していたNTT西日本の子会社から、岡山県鏡野町にある山田養蜂場の顧客の氏名や住所、電話番号など3万2700人余りのデータを不正にダウンロードし、名簿業者にメール送信したとして不正競争防止法違反の罪に問われました。
玉田雅義裁判官は判決理由で「被告人はこれまでも本件と同様の手口で、長期間にわたり繰り返し個人情報を売却したことを自認しており、犯行の悪質性は高い」などと述べました。
NTT西日本の子会社を舞台にした一連の事件では、900万件を超える顧客情報が流出したとみられています。
NTT西子会社から顧客情報を流出/被告の男に懲役3年、執行猶予4年、罰金100万円の判決【岡山】
2024年7月11日岡山のニュース