任期満了に伴う岡山県知事選が10月10日、告示されました。届け出は午後5時で締め切られ、現職と新人の2人が立候補を届け出ました。
岡山県知事選挙に立候補したのは、届け出順にともに無所属で、4選を目指す現職の伊原木隆太さんと、新人で共産党岡山県委員会常任委員の小坂昇さんの2人です。
現職として働く岡山県庁で出陣式を開いた伊原木さん。推薦を受ける自民・立憲、公明、国民の党所属自治体議員や企業・団体関係者らおよそ500人が出席しました。
第一声では、教育の再生や産業の振興など3期12年の実績を強調。さらに最も力を入れる施策として少子化対策を挙げました。
一方、JR岡山駅前で出陣式を開いた小坂さん。推薦を受ける共産党の自治体議員や支援者らおよそ90人が集まりました。
第一声では最低賃金の引き上げや非正規労働者の正規化といった「暮らしを守ること」を最重要施策に掲げ、県政の刷新を訴えました。
3期12年の伊原木県政に対する評価や深刻な人口減少対策などを主な争点にした岡山県知事選挙。投票は27日に行われ、即日開票されます。