中国四国農政局が進めている取り組みの紹介や農産品の販売などを行う「農政局フェア」が11月28日、岡山市の岡山高島屋で始まりました。12月2日まで開かれます。
フェアは年2回開かれており、農産物や加工品を販売するマルシェには岡山県内を中心に10団体が出店しました。
缶詰は、養殖ノリを食べ漁業者に嫌われている未利用魚アイゴを高校生が商品化、アヒージョにしました。牛窓産のオリーブオイルで煮込み、レモン風味のさわやかな味わいに仕上げています。
「大麦ジュレ」は、温暖な瀬戸内地方で栽培される大麦の利用促進を狙いに先10月に発売されたばかりの新商品です。
このほか、鹿肉のジビエやニホンミツバチの蜂蜜、有機栽培にこだわったレモンバームや生シイタケなども並びます。
会場には食育や食品ロスの削減などに取り組んでいる農政局の施策を紹介したパネル展示のほか、一日の野菜摂取量が推定できる体験コーナーもあり、訪れた人が測定機の画面に手を当てて、野菜不足かどうかチェックしていました。