全国の養殖ガキの味を競う「牡蠣ー1グランプリ」で、笠岡市北木島の事業者が最高金賞に次ぐ金賞に輝きました。
牡蠣ー1グランプリは、全国のカキ養殖業者でつくる全国牡蠣協議会が昨年から東京の豊洲市場で開いているもので、3月に開かれた2回目の大会には、全国から68の養殖業者が10部門にエントリー。著名シェフや市場関係者らが味を判定しました。
このうち、近年注目されている「シングルシード」と呼ばれる養殖方法の生食・マガキ部門で、笠岡市北木島の勇和水産が27の業者の中から2位にあたる金賞に輝きました。
勇和水産は、3年前から稚貝をバスケットに入れて育てる“シングルシード養殖”に取り組んでいて、バスケットの中でカキが波に揺られて育つことで甘みが増すだけでなく、カキ同士が擦れ合うことで付着物が取れ、見た目にも美しいカキになるということです。
また、従来のいかだ養殖による加熱・マガキ部門では、高松市の「海洋テック」が金賞を受賞しました。
「牡蠣1(ワン)グランプリ」で金賞/笠岡市北木島の勇和水産など【岡山】
2025年4月30日岡山のニュース