歴史的高値圏で相場が推移し、安全な資産として注目を集める「金」。その金製品が一堂に並ぶ展示販売会が9月3日、岡山市の岡山高島屋で始まりました。8日まで開かれます。
岡山高島屋で始まった「大黄金展」。会場には、およそ1000点の金製品が並んでいます。
黄金に輝くミロのヴィーナスは、ルーブル美術館にあるヴィーナス像と同サイズの2㍍超え。金箔およそ1500枚を使用し、忠実に再現された岡山初登場の特別展示です。
現在開催中の大阪・関西万博の公式ライセンス商品、純金製のミャクミャクは高さ約5センチ、重さ約15グラム、価格は139万7000円です。
展示販売の中で最高額の商品は「大判」です。重さ20キロで、価格は8億4700万円。今年は昭和100年に当たることから作られたということです。
人気商品は、保存しやすい小判や仏具。人間国宝・奥山峰石さんが手掛けたおりんは音が横に広がり、長い余韻を味わえる最高級品です。
初日に訪れた人たちは、豪華絢爛な商品の数々に目を奪われていました。