キツネの顔に似たユニークな形が人気の観賞用植物「フォックスフェイス」の出荷が、岡山県内唯一の産地高梁市で始まりました。
「フォックスフェイス」は南米原産のナス科の植物「ツノナス」で、高梁市では20年以上前に葉タバコの転作作物として導入されました。
境内にフォックスフェイスを飾っている高梁稲荷神社で10月8日、出荷式が行われ、JAなど地元の関係者11人が安定出荷を祈願しました。
高梁市では5軒の農家がおよそ15アールで栽培。今年は暑い日が続いたことから、例年より1週間以上早く9月21日から出荷が始まっています。
JAでは11月上旬まで、県内や大阪などを中心に2500本を出荷する見込みです。