障害者の1000人雇用を目指す総社市で14日、障害者の就職面接会が開かれました。
市によると、早ければ今年度中にも1000人を達成する見込みだということです。
就職面接会は総社市が毎年開いているもので、市内や倉敷市の自動車部品メーカーなど13事業所と、総社市や近隣に住む10代から50代までの障害者25人が参加しました。
参加した障害者は業務内容や勤務時間などを熱心に質問していました。
市によると障害が多様化する中で、本人の特性に合った仕事をいかにマッチングするかや、受け入れる企業側の理解や不安解消などが課題ということです。
障害者の1000人雇用を目標とする総社市では2012年、障がい者千人雇用センターを設置。
社会福祉士などの資格を持つスタッフ3人を常駐させ、障害者と企業のマッチングや、就職後もきめ細かなサポートを行い、就職者数を順調に増やしてきました。
11月1日現在、960人の就職が実現していて、目標の1000人を年度内にも達成する見込みです。