大正時代の駅舎の姿がよみがえりました。
こんぴらさんの玄関口、香川県琴平町のJR琴平駅の大規模な改修工事が終わり、きょう、グランドオープンしました。

駅舎前で開かれた記念式典では、JR四国の半井真司社長らがテープカットして工事の完成を祝いました。
工事は4月、スタートする四国デスティネーションキャンペーンに合わせ、JR四国が去年6月から進めていました。
5年前、国の有形文化財に登録された駅舎は1923年の開業です。
今回の改修では、大正時代の開業当時の白とこげ茶の落ち着いた色合いの洋風木造駅舎の姿がよみがえったほか、駅名標、ガス灯風の照明などが復元されました。
観光列車「四国まんなか千年ものがたり」が来月から運行されるのに合わせ、専用の待合室も設けられていて、利用客の利便性の向上も図られています。