西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町できょう、市が示した復興ビジョンについて意見交換する「復興懇談会」が開かれました。

復興懇談会は真備地区のすべての住民を対象に行われ、倉敷市が取りまとめた「復興ビジョン」について伊東市長らが説明しました。
復興ビジョンには、豪雨で決壊した小田川と高梁川の合流点の付け替え工事を当初の計画より5年前倒しし、2023年度に完成させることや、まちの再建に向けて「災害公営住宅」や「復興商店街」を整備する計画が盛り込まれています。
参加者からは治水対策に万全を期すことや、より町に近いみなし仮設住宅への転居を可能にしてほしいといった要望が出されていました。
倉敷市では、2018年度中に「真備地区復興計画」を策定する方針です。