きょうはバレンタインデーです。
恋人の聖地・瀬戸内市牛窓町にあった、一風変わったクロマツがきょう兵庫県赤穂市に引っ越ししました。
根元が輪っかのように巻いているクロマツは、瀬戸内市牛窓町の国岡豊さんが所有している樹齢40年のマツです。
国岡さんの長男が幼い頃、苗をいたずらで結び、その形のまま育ったそうです。
このマツを、恋人の聖地に認定されている兵庫県赤穂市御崎にある私設美術館・桃井ミュージアムの支配人が偶然見つけ、3年越しの交渉を続けた結果、譲渡が決定。
移植にかかる費用などは、クラウドファンディングで集められました。
きょうは牛窓神社の宮司らが神事を行ったあと、重機を使ってマツが掘り起こされました。
縁結びのクロマツは桃井ミュージアムの庭に移植され、新しい恋人の聖地でカップルの縁を結んでいきます。