西日本豪雨の被災地・倉敷市真備町にきょう、土木や建設業などのビジネス分野で活躍する小型無人機・ドローンの操縦士を養成する教習所が開校しました。
開校したのは「ドローンビジネスラボラトリー倉敷真備校」。自動車教習所などを運営する倉敷市のモトヤユナイテッドが、去年7月の豪雨災害で閉店したホームセンター跡地の一角に整備しました。特色は土木や建設業などで活躍できるビジネス分野に特化したドローン操縦士の養成です。一般的な操縦技能の習得以外に、情報通信技術を活用した測量方法を学べるコースなどもあり、最短3日間で民間資格の証明証を取得できます。被災地で開校した背景には避難者の早期発見や孤立地区への物資の配送など災害現場で強いドローンを真備町から発信したいという思いもあるそうです。講義は今月23日から始まり、スクールでは今後、空撮や測量などドローンを活用したサービス事業も展開していくということです。