全国を駆け巡る来年の東京オリンピックの「聖火リレー」。岡山県内を走るランナーが25日、発表されました。

岡山県では、聖火は来年5月20日と21日の2日間で12市町を通過します。全170区間中、岡山県実行委員会が選んだランナーは53人で、応募者数は1465人でした。県内全ての市町村から少なくとも1人が選ばれています。中には、マラソンの有森裕子さんや来年からアイスダンスに転向する高橋大輔さんといったオリンピックメダリストの顔ぶれも。また去年の西日本豪雨の被災地である倉敷市からは、被災した中学生が復興への思いを胸に走ります。一方、香川県では来年4月18日と19日の2日間、県内全ての17市町を聖火が巡ります。香川県実行委員会が選んだランナーは53人で、応募者数は1866人でした。中には、三木町出身でアメリカプロバスケットボールリーグ・NBAでプレーし、東京オリンピック出場が期待される渡辺雄太選手の父・英幸さんと母・久美さんもそろって選ばれています。